テットーひろばの理念と方針

「地域のみんなで子育てしよう!」「子供たちにもっと自由な遊び場を!」
という思いで開放された私有地を利用してこのひろばは生まれました。
運営は子育て真っ最中のお母さんや先輩お母さんを中心とした
地域住民グループ(2010年NPO法人設立)によって行い、
行政と連携をとりながら、「子どもが生き生きと遊べる場」を作ることを通じて、
みんなが笑顔で子育てに関われる環境、
地域コミュニティづくりを目指しています。

テットーひろばの理念

外遊びの大切さ

子どもの成長にとって自然の中で過ごし、遊ぶことはとても大切。それは乳幼児にとっても例外ではありません。
子どもは生まれた瞬間から風の流れ、木々のざわめき、草木のにおい、季節の変化など様々な刺激を求めて成長しています。また、子どものあふれ出る活発なエネルギーを受け止める為にも、オープンスペースである屋外での子育てが、親子ともにストレスの少ない子育てにつながるのではないかと考えています。 

地域づくり・町づくり

より良い子どもの成長、子育て環境のためには、子育て当事者だけでなく、それらをあたたかく見守る地域のつながりが欠かせません。テットーひろばでは、来園年齢に制限を設けず、誰でも来られるひろばとすることで、多世代、異年齢の関わる集いの場となり、子育てを軸としたより良い地域づくり・まちづくりを目指しています。

子育て支援

1対1で我が子を見るより、5人の仲間で5人の子どもを見るほうが、大人も子どももいろんな発見があるはず。
1人でしていた子育ても、みんなですればいろんな事が楽に楽しくなるんじゃない?
預かったり、代わってあげることはできないけれど、一緒に悩んだり、情報交換したり、ただ同じ時間を過ごしたり・・・
そんな支え合いの場所を作りたいと思っています。

テットーひろばの運営方針

地域と住民による運営

テットーひろばは「子どもたちにもっと自由な遊び場を」という思いで開放された私有地を使ってスタートしました。
子どもたちが自由に遊べる場所を作るには行政に任せきりにするのではなく、地域住民が主体となって運営する事が欠かせません。テットーひろばの運営は多くの子育て真っただ中の親と、それを支える地域住民とプレーリーダーで行っています。毎月1回の定例ミーティングを中心に、その都度みんなで考えながら作っていくことを大切にします。
運営には誰でも参加でき、ミーティングも公開しています。 

専門家の声
日本冒険遊び場づくり協会理事・前事務局長
古賀久貴さん

全国の「冒険遊び場づくり」を見ても、私有地を使った活動は多くありません。その中で、「テットー」は着実に活動を続けている貴重な事例です。最初は降った湧いた話としてはじまった「テットー」ですが、運営する人たちが”自分たちのこと”として引き受け、地域の理解を得ながら育て、次世代にバトンを渡しつつあります。 

行政との協働

地域で活動を続けていく為には行政の理解と、協力が欠かせません。
テットーひろばは世田谷区から「おでかけひろば事業」として、資金、情報、スタッフの研修など様々な方面で支援を受け、よりよい地域の子育て環境づくりを目指して活動しています。 

専門家の声
財団法人 世田谷トラストまちづくり トラストまちづくり課 課長
浅海義治さん

子どもが外遊びできる空間は世田谷区の中でも少ないのですが、公園ではなくテットーひろばのように多目的で世代を超えて人々がつながれる場所は大変貴重です。町の人々の関係を再構築し、地域の絆を作り出す起爆剤としての役割を担うモデルケースになると考えています。

プレーリーダーの存在

プレーリーダーは、いつもいる人、「テットー」の顔です。自らも遊んで子どもを刺激したり、素材や遊具を用意したりして、遊びの環境作りをします。また、手作りの遊具やベンチをつくったりして、親子が安心して過ごせるような居心地の良い場所を整備するほか、地域の人達が共に自然に支えあうように関係づくりをコーディネートするのもプレーリーダーの役割です。

プレーリーダーの声

子どもたちが生き生きと、のびのびと育つ。そのためには、周りの大人が、子どもに対してやわらかな「見守りの目線」を持っていることが重要だと思っています。お母さん、お父さんだけじゃなく、たくさんの大人が子どもたちを見守る。「私たちだけじゃない」安心感が、親御さんの「ほっ」に繋がり、いろいろな大人に関わる経験が子どもたちの世界を広げていく。地域の中で、親が、子どもが、そこに住む人たちが、笑いあい、助けあい、ささえあってこそ、子どもが精一杯生きていけるのだと、そんな想いをこめて私はテットーひろばにいます。

岩間 祥子(いわま・さちこ)あだなは「さっちゃん」。東京都出身。千葉明徳短期大学保育創造学科卒業。その後、一年間のテットーひろばでの週一回ボランティアを経て、2013年よりプレーリーダーになる。
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